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2021.0329 O.A 環境治療

センターに運び込まれた個体を手術をしたり、治療をしたりして治す。
すでに死んでしまっている個体は解剖して、死因を突き止める。
それはもちろん主な仕事ではあるのですが、
そうならないためには私たち人間がすべきことは何なのかを常に考えています。
事前に事故が起きない様にするために・・・
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「人と野生動物が共生していく見本市みたいな感じにしたい。釧路から、日本から全世界に。」
環境治療という言葉が皆に理解されて、本当の意味での共生が実現する日が一日でも早く訪れます様に!

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2021.0315 O.A 運ばれてくる傷病色々・・・

冬シーズン、様々なことが原因で多数の猛禽類が運び込まれました。
その中でも特徴的だったのは・・・栄養不良。
ほか、いろいろな例をご紹介いただきました。
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中には明らかに作為的に狙われ、散弾銃で撃たれたもの、
これは鉛弾を銅弾に変更するということ以前の問題です。こんな人間がいるのか・・・と怒りが込み上げます。
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※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2021.0301 O.A 鳥インフルエンザって???

鳥インフルエンザのイメージってどんなものですか・・・
基本的には鳥から鳥へうつる病気。
今シーズンは多かったみたいです。

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この写真はインタビューに出てくる鳥インフルエンザにかかった鳥ではありません。
今回はオジロワシで発生したのですが、世界的にみても2国目。珍しい例とのこと。
果たしてその意味とは・・・


※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2021.0215 O.A 風車は増えていくか・・・

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風車を建てる前にやるべきこと。
お話を伺っていると諸外国に比べるとまだまだ遅れている日本の実情が見えてきました。


※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2021.0201 O.A 列車事故増える・・・

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シカを餌と認識し、そこに頼る猛禽類が増えている現実。
列車で轢かれたシカに依存することにより・・・事故は増えて続けているそう。

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この写真が全てを物語っている様に見えます。

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2021.0118 O.A 清水氏再び・・・

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久々の登場、ハンターの清水 聡氏です。鉛弾等々のお話しをお送りします。

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なかなか銃となると、わからない方も多いと思います。私もその中の一人、ということで清水氏から資料を送っていただきました。それが上の写真です。

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※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。
この写真は、一発の鉛ライフル弾を被弾したシカのレントゲン写真。どれだけバラバラに砕け散るのかがわかります。
7.jpg 6.jpg 8.jpg 上の写真は鉛ライフル弾を飲み込んだワシのレントゲン写真。摘出した鉛弾。全て鉛ライフル弾。 早く全国から鉛弾がなくなります様に・・・。

2021.0104 O.A 餌付けのこと色々・・・

今までにも何度かご紹介してきた餌付けのお話し。
ハトやハクチョウに餌を与える・・・
おねだりキツネに餌を与える・・・
の他にも
偶発的な餌付けもあるのです。
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シカが列車事故に会い、それがそのまま線路に残っていたとしたら、猛禽類の餌になることも。
ある意味それも餌付けと言えるのかもしれません。
広い意味では観光地の餌付けにより何か問題が生じた場合には、それだけで済む問題ではなくなる可能性もあるのです。
社会的問題や観光の問題にも関わってくる可能性も・・・。
野生動物と共存しなければならない今、
ある一定のルールを作ることはもちろん、
それがリスクのある行為だと、受け止める人間側の問題は大きい様に感じました。

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2020.1221 O.A distance

今回は12月31日にフジテレビで放送される番組のお話しです。
滝川クリステル氏が2011年から続けている番組「アースウォーカー」
10回目の旅は道東。そしてテーマは「Distance」ターゲットはヒグマとシマフクロウ。
ということで、慶輔獣医が出演。放映前なので詳細はご紹介できないのですが、
今回のスタジオでの収録のテーマもdistance。

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お話しを伺えば伺うほど、野生動物との距離のとり方、distanceの意味は深いと感じました。
ぜひこの番組をご覧になって・・・それぞれがこの事について考えていただければと思います。
・・・・・・・・・・・
フジテレビ 12月31日(木)05:55〜07:00 O.A 「アースウォーカー」

2020.1207 O.A クマと出会ったら・・・

もしもクマに出会ったら・・・
山にも行かないし、関係ないわ・・・と思われる方も多いと思うのですが。
実は彼らがそこにいるという事を意識して生活すべきなのです。
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最近のフィールドでクマの気配を感じることが増えていると・・・慶輔獣医。
クマが増えたのか?クマが人馴れしたのか?それはわかりません。
クマと出会った時にどうしていますか?との質問に
「大きな声で話しをする」と応えたのですが・・それは正解ではないみたいです。
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通常言われているのは、ラジオをつけていく、熊鈴をつける、熊スプレーを持っていく。
でもどれもあまり効果はないそう。
中にはそれによってくるクマもいるとか・・・。
スプレーは至近距離でなければ意味がなく、さらにその使い方を知らないととんでもないことに。

慶輔獣医曰く・・・「僕は発煙筒を持っています。遠くからでも自分の存在を示すことができるし、逃げて行きますね。」
山菜採り以外でも、今は冬眠しないクマもいると言われています。彼らと共存するためには、今回のお話しをぜひ参考にしていただければと思います。

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2020.1130 O.A カモの捕まえ方知っていますか?

今回はカモ。実は鉛弾の調査について本州で慶輔獣医が感じたこと等について。
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カモの生態をよく理解して、さらに彼らを傷つけることなく行われている方法がすごいのです。

実際にどういう風に行われているのでしょう。

鴨猟は以前は食べるために行われていたのですが、現在では鴨場では調査のために実施されています。
結果、鉛弾のカモへの影響は思ったよりも大きいということがわかったそう。
やはり北海道だけではなく、全国で、この鉛弾の使用をしないということが早く実施されないといけないという事がわかった事実です。

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。
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