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2020.0921 O.A モーリシャスの油もれ事故に思う-2

油もれ事故が発生した時には、まずは国境という概念を取り払わなければならないと慶輔獣医。

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上の写真はもう絶滅してしまったオオウミガラス。かつて北大西洋と北極圏近くの島や海岸に広く分布。
17世紀頃から羽毛や脂を取るための大量捕獲及び食用の卵の採取が原因で激減し、それから標本作成の為に更に乱獲され、
1844年、最後の一羽が捕らえられて剥製にされ絶滅したのです。

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この写真はドードーという鳥。同じく絶滅しました。シチメンチョウよりも大きく飛ぶことができないそう。
マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた鳥。

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そしてこちらもマダガスカル島に17世紀頃まで生息していたと考えられているエピオルニス。
非常に巨大、史上最も体重の重い鳥であったと言われているそうです。その卵が割れて化石化している写真です。
「今回痛ましい事故が起きてしまいましたが、もっと俯瞰的に見ながら、この様な事故が繰り返しがあると地球上の野生生物が加速度的に絶滅する方向に進んでいってしまう。それに対して、どこの国とかどの企業で対処していくのではなく、地球人として協力して野生生物との共生を目指さなければならない。その考えがないと共生は永遠にできないと思う。今回のことをきっかけに野生生物との付き合い方、自然環境との付き合い方を今一度考え直したいと思います。」

※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

2020.0907 O.A モーリシャスの油もれ事故に思う-1

インド洋のモーリシャス沖で座礁した日本の貨物船から重油が流出した事故のお話しから
慶輔獣医がマダガスカルにいらした時のお話しに・・・。

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2006年、世界自然遺産 知床の海岸線に油まみれの鳥が大量に漂着し、その時の写真です。

最後は貴重なショット?頭にカメレオンが乗っている???
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※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

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